免震ゴム製造メーカー26社に調査指示 シェア1位はブリヂストン

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こんにちは。みぽりんです。

東洋ゴムの免震ゴム不正使用問題について、続報です。

東洋ゴム以外のメーカー26社に対し、国土交通省が免震ゴムの性能データについて
調査することが発表されました。

免震ゴムの国内シェア、製造メーカーについてまとめました。

◆東洋ゴムの免震ゴムを使用した55棟の物件名一覧はこちらにまとめています↓↓
東洋ゴム 免震ゴム使用の55棟　物件名一覧（リアルタイム更新）

免震ゴムのシェア　1位はブリヂストン

免震ゴムの国内シェアのメーカーはブリヂストンがダントツの1位で、約半分を占めています。

2位以降のシェアは各社10%以下となっていて、問題の東洋ゴムは3%～4%を占めている状況です。

今回、問題となっている免震ゴムは、「高減衰積層ゴム」という商品です。

「高減衰積層ゴム」は、免震ゴムの中でも揺れ幅の制御と地震後の速やかな静止を特徴としています。

実は、この商品は、東洋ゴムとブリヂストンの2社のみが製造していて、そのシェアの大半は
ブリヂストンの製品です。

国土交通省　免震ゴムのメーカー26社を調査

国土交通省は20日、東洋ゴムによる免震ゴムのデータ改ざん問題で、
認定を受けた免震ゴムの性能データについて、実態を調査することを発表しました。

対象のメーカーは、国内最大シェアを占めるブリヂストンを含めた計26社です。

ブリヂストンのほか、横浜ゴム、住友ゴム工業、新日鉄住金エンジニアリング、フジタなどで、
免震ゴムメーカー以外も含まれます。

2000年12月から14年3月までに認定を受けた全ての免震ゴムが対象となるそうです。
東洋ゴム製を除くと、167件とのこと。

2014年4月以降の認定分についても、後日調査を求める予定ということなので、安心ですね。

国土交通省は、すでに各社に対し調査を要請する文書を送付し、社内で調査を行い、
4月20日までに報告するよう求めています。

東洋ゴムを含む26社に対し、免震ゴムの性能認定を受ける際に不正はなかったか、
また、性能不足の製品を出荷したことはないかを調べるとのことです。

新たな問題が見つからないことを祈ります…。

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