東洋ゴム　不良品免震ゴム　新たな使用が判明！計154棟に

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東洋ゴム　不良品免震ゴム　新たな使用が判明！計154棟に　[東洋ゴムの免震ゴム不正問題] [編集]

お久しぶりです。みぽりんです。

東洋ゴムによる免震ゴムの性能改ざん問題について、続報です。

4月21日、新たに99棟で性能不足の免震ゴムが使われていたことが発表されました。

新たに発覚した99棟の物件とは？

新たに性能不足の免震ゴムが使用されていた物件は、25都府県にわたります。
民間マンションや病院、ホテル、学校などに使用されていることが判明しています。

今回の調査で、「認定不適合が判明した」物件が90棟で、
「認定適合性が判断できない」物件が9棟ありました。

以前より報告されていた55棟に加え、今回、99棟が新たに発覚したため、
計154棟ということになります。

（東洋ゴムの発表資料より抜粋　※クリックで拡大）

データ改ざんに関与した社員は1人ではなかった！

以前、こちらの記事で、10年間以上不正が発覚しなかった理由として、
たった1人の担当者が免震ゴムの製品評価を行っていたため、とお伝えしました。

しかし、今回、この担当者を含め、1996年から今年2月まで、検査に携わった
4人全員に関与の疑いがあることがわかりました。

うち1人はすでに亡くなっているそうです。

一方、今回調査対象となった免震ゴム製品に関する17件の大臣認定を取得する際に、
一部で改ざんしたデータを基に申請した疑いがあることも判明しました。

国土交通省はすでに、違反が判明した3製品の大臣認定を取り消しています。

154棟に納入されている免震ゴム製品と納入基数

対象の154棟の物件に納入されている免震ゴムは全部で3,673基です。
内訳はこのようになっています。